何度も死にかけになりながらもその度に介抱されて蘇生しており、生命力も強い。祖父と有明海の小島で二人静かに暮らしていたが、七天夢玄流の手先に襲われ祖父は命を失う。祖父の遺言の、母は松前にいるという言葉を信じ、愛犬カエサルと二人で旅立つ。しかし、松前がどこにあるのか両者とも知らない。
旅の目標は松前だが、随所で出会う悪漢どもの狼藉には容赦しないという、典型的な正義の味方。内面的な意味では特別なキャラクター設定はされておらず、外観でキャラクターの魅力を作り上げている。
里松 二九郎(さとまつ ふたくろう)
凪の父方の祖父。父大玄老の生み出した夢玄流を受け継いだが、思想上の違いから兄弟の玄一郎と袂を分かち「南辰夢玄流」を開く。玄一郎の、南辰夢玄流絶滅作戦の中、自分の流派を知るのは、自分と孫娘凪だけになってしまった。隠れるように、凪と島の生活を送っていたが、そこにも玄一郎の七天夢玄流の手先が現れたため、凪を逃がし自分は殺されてしまう。
カエサル:犬
犬とは言え、時代劇の登場キャラクターだが、「カエサル」という名前である。凪などと会話しているが、これはカエサルが人語を解するわけではなく、念話に類するものらしい。凪が小さいころ祖父が拾ってきて、それ以来、凪とともに生活してきた、凪の唯一の友達。戦闘シーンでのめだった活躍は無いが、一応強いという設定になっており、谷川で溺れた凪を救ったこともある。
狼武(ろうぶ)
別名「黒燕の狼武」。神出鬼没の謎の男。着物の両袖に「死」と大きく書いてある。敵か味方かわからなかったが、実は七天夢玄流に属するが、10歳の頃村が襲われやむなく七天夢玄流に入ったとのこと。その時彼の命乞いをしてくれたのが凪の母七重(ななえ)だった。サイコロを投げたり変わった技を使う。いきあたりばったりで旅をしていた凪たちの道案内をし、これによって旅はまともな方向に向かう。
七重(ななえ)
凪の母。七天夢玄流の総帥玄一郎の娘。南辰夢玄流の総帥二九郎の息子三蔵(つまり従兄弟)との恋に落ちた。敵同士の恋という典型的パターンだが、二人の間の子が産まれ、それが凪だということらしい(赤ん坊の時から髪はネコミミ形)。凪は二九郎に預けられる。凪出産後は松前に幽閉されたらしい。上記狼武を助けたのがどの時期に該当するかは不明。幽閉中は、機会を見て父玄一郎を殺そうと、10年間も鏡を研いでおり、優しい性格ながらかなり執念深い部分もある。
玄一郎(げんいちろう)
凪の母方の祖父。父大玄老の生み出した夢玄流を受け継いだが、剣を支配の道具と考え「七天夢玄流」を開き、「南辰夢玄流」を全滅させようとする。自分の孫を殺し、自分の娘を犯して子供を産ませようと考える老人。
玄四郎(げんしろう)
七重の兄(又は弟)。凪にとっては母方の叔父にあたる。現在、七天夢玄流の当主なので、祖父の仇のボスでもある。狼武にとっては家族の仇のボス。切りかかる狼武を倒し、凪と切り合いながら夢玄流の秘密を凪に明かす。結局凪にまっぷたつにされ、七天夢玄流の本拠地は壊滅してしまう。
白炎(びゃくえん)
七天夢玄流の配下。初めに島に部下を引き連れ乗り込んできた。目的の二九郎は倒せたが、凪にやられて全滅してしまう。凪を自分の女にしようと目をつける。
紅煙(こうえん)
七天夢玄流の配下。白炎とともに有明海まで二九郎を追ってきた。坊主頭に出血と見まごう赤い刺青をしている。秘剣直進剣の使い手だったが凪の一太刀で殺される。
金円(きんえん)
七天夢玄流の配下。別名「独楽使いの金円」。肥満した不気味な坊主頭の怪人。温泉宿に居座り、凪が乗り込んでくるのを待ち受けていた。殺人独楽をつかうが凪の機知で倒されてしまう。女を弄ぶ時も独楽の様にひたすら帯を引っ張って回すのが趣味。
民衆
大衆時代劇では定番の、強者に虐げられる民衆。正義の味方(本作の場合は凪)によって救われたり、手遅れで殺されたりするのが典型的形式である。農民が多く、本編では有明海の凪たちの居た島の近くの漁民、温泉宿の人々、凪たちに宿を貸した山奥の老夫婦、狼武が幼い頃の村人などが、いずれも七天夢玄流の一味によって殺されたり、弾圧されたりしている。 1960年代。舞台は江の島。なぎさは、居酒屋を営む母とふたりで暮らす12歳の女の子。
外為
の父を4年前に亡くしているが青春まっただ中で元気満開。その年の夏休みは生涯忘れられない夏休みに・・。
なぎさが海の家でバイトを始めたのはポータブル・レコード・プレイヤーを手に入れる為。海の家を経営する伯母の不良娘・麗子に影響されてパーマをあてたり、麗子の彼氏とアメ車でダンパに行ったり、東京から帰省中の金持ちの美少女・真美に意地悪をされたり、東京から来た病弱な少年・洋と出会たっり、毎日が色んな出来事満載。砂浜への漂着物を拾うのが趣味の洋に泳ぎを教えているうちに生じる恋心、そして初キス。でもその洋は溺死・・。
いろんなことがあった夏の終わり。レコード・プレイヤーを手にしたなぎさは、少し大人になっていた。
恋愛に不器用で、すれ違う少年と少女。スポーツを通じたライバル達との激しい鍔迫り合いなどを絡めた、少年マンガの王道を行く作品。特筆すべきは、頭も育ちも天然で天才アスリートのヒロイン。恋の成り行きによって好・絶不調の極端な波が襲い、周囲を振り回す。
また主役二人が通う「鎌倉海邦高校」のあたりに実際は「鎌倉高校」があり、この学校が作中学校のモデルになっていると推測される。
天才スプリンターの兄を事故で失った少年。彼が早朝のランニング中に出会った少女は、
横浜 不動産
の抜きん出た才能にまるで自覚の無い、天真爛漫な主人公。そして、彼の家の隣のアパートに下宿することになっていた。彼女との関わりの中で少年もやがて自ら才能に磨きをかけ、成長をとげて行く。
主人公。長距離選手。故郷大分(K郡)の山野を駆け巡り、鍛え上げられた野生児。もっぱら恋愛以外で悩みを抱く事は無い。プライベートにより非常に好不調の波がある(ちなみに不調の理由は大体が雅斗が原因)が、最終的には驚異的な走りをし、国内・海外通じて公式戦では負けたことがないまま作品が終了した。唯一の敗北は同じ高校の先輩である杉浦との非公式の試合だけである。「一回優勝したらチュー」と雅斗に言い迫っている。
藤井 雅斗
短距離(100m競技)から中距離(800m競技)に転向した陸上部員。本作品のもう一人の主人公。中学時代にはリレー競技で全国大会に出場した実績を持つ。100mでも高校1年の校内記録会で11秒0をマークした。長身から繰り出す大きなストライドを武器に走る選手。しかしダッシュ力はなく100mには向いていなかった。そして日本人では稀な100m後半になってもなかなか失速しないスピードの持続力を見込まれ中距離に転向。中距離では、ライバル宮里から学んだ駆け引き能力や闘志を生かし国体・インターハイと活躍を遂げる。後に陸上部主将になる。本人の素質は十分にあるが近くに兄の隼人や紺野凪沙という天才がおり、負けてばかりいた自分と比べ大きな苦悩を持っていた。作中では最後には高校生の中距離選手では全国トップクラスという位置づけのようだが、生駒には勝てなかったようだ。なお、少々頼りない一面を持ちながらも人当たりと面倒見のよい性格がいいのか、女性から異常にモテている。
黛 考成
短距離選手。雅斗の一学年先輩。兵庫県出身。ピアス・茶髪と遊び人の典型的なルックスであるが、走るフォームの研究・分析に加え自宅でもトレーニングを熱心に行っている。中学時代には、藤井雅斗の兄(隼人)を凌ぐ事を目標にしていたが、全国大会リレー競技で雅斗のミスにより対決は実現しないまま終わった(黛のいる中学が優勝)。神奈川の短距離では地区新記録を出したり、インターハイ決勝(辞退するが)まで進出するなどの実力を持つ選手である。後に陸上部主将になる。
藤井 隼人
藤井雅斗の兄。1つ年上。「群青の隼」と呼ばれた天才スプリンター。交通事故で死亡した。
黒沢
100m・200m選手。雅斗の二学年先輩。陸上部主将。100m・200mでは
カロリー
大会に出場した。
米倉
短距離選手。雅斗の二学年先輩。加速力はあるが、スタミナがない為に後半でバテる傾向がある。
宮崎
雅斗と同学年。
仲田
雅斗の一学年下。雅斗と同じく短距離から中距離に転向した選手。
メール便
は100m競技の県大会で優勝している。なぎさに惚れてしまったため、雅人にはそれを含めた(というか、それから来ている)一方的なライバル心を抱いている。2年次にはインターハイで生駒、雅斗と熾烈な激戦を繰り広げた模様。
杉浦
雅斗の二学年先輩。女子陸上部主将。長距離選手。紺野凪沙との対決では唯一勝った経験がある。5000mではインターハイ予選で6位。
牧野
雅斗と同学年。砲丸投げ選手。紺野凪沙の理解者。
飯塚コーチ
海邦高校陸上部にやって来た、雅斗の母の元教え子。雅斗に中距離800mへの転向を促す。学生時代のあだ名は「鎌倉の超特急」。
藤井
藤井雅斗・隼人の母親。
宮里 茂樹
稲村浜高校の中距離800m選手。雅斗の一学年先輩。雅斗のライバル。黛とは昔馴染み。
宮里 リエ
宮里茂樹の妹。雅斗と同学年。長距離選手。紺野凪沙に対して競技だけで無く恋の方でもライバル視している。
生駒
中距離選手。世界ジュニア選手権にも出場した選手。国体では宮里・雅斗を下しており、相当な実力を持つ選手。熊本の高校生。
最終的には高校生の中距離選手では日本最強の選手という位置づけをされており、最終話でも雅人は「優勝できなかった」と言っている。
高城ミュウ
長距離選手。岩手の高校生。